イエテンの平家生活

アニメみたりゲームしたりしながらガンプラ作ってみたり。好きな事を粛々と。

殉愛の章なのに殉星のシンが出ない罠

真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章 ピンズコレクション BOX観て来ました北斗の拳
いやもぅ、途中シバのシーンあたりからフツフツきててずっと我慢してたけど最後の最後で我慢しきれなかった。
久々に泣きました。
泣くような作品なのか?ってツッコミがありそうだけど、感極まり過ぎて涙という形で身体が反応したって言えばよいんでしょうか?文字通り感涙ってヤツですよ。
以下ネタバレ注意↓
今回の映画ver.原作でい言うとシュウ〜サウザー編。100分という限られた時間で北斗の拳の土俵(第1話)を現すには一番わかりやすい部分ではあるわな。肝心の話(ストーリー)のショートカット構成自体は文句無しの出来。原作ファンにも初めて観る人にもオススメできると思う。サウザーのくだりとか省略された事に関しては『サウザーには悪役に徹してもらった』というコンセプトらしい。サブタイトルの殉愛っていうあたりから文字通りシュウの事を指しているわけだろうし、シュウメインな話にするにはサウザーの措置は仕方ない。
そして今回映画版オリジナルキャラとしてレイナが登場したわけだが自分は違和感なく溶け込んでいたと思う。彼女の位置や言葉がラオウたち北斗兄弟の心情みたいなのを巧く表現してくれてたとよ。つーかレイナのキャラデザって北条司だったのね。最後のスタッフロール見るまで知りませんでした。確かに言われてみれば北条キャラだよな。
あと一番良く言われてる声優タレント起用問題。ケンシロウ阿部寛はかなり良かった。ラオウ宇梶剛士も最初は抵抗あったけど怒鳴り声とか聴いてくうちに最後には結構馴染んで聴けた。最初はどうしてもタレント本人の顔が思い浮かんできちゃってたけど、そこまで叩くほどではないと思った。充分に合格点は超えてると思うよ。
にしても本当、映画で泣いたのってスゲー久しぶりだよ。つーかこの映画版北斗の拳って全5部作のようでまだまだ続きがあるみたいで?今回の殉愛の章だけでもこれだけ泣いてしまった自分、この先フドウやジュウザあたり上映されたら…もぅ本当にヤバいだろうな。

あ、ひとつだけツッコミいれさせてもらうとすれば少年時代のラオウ一人称『オイラ』は違うと思う。確か原作でも『オレ』だったはずだけど…?