イエテンの平家生活

アニメみたりゲームしたりしながらガンプラ作ってみたり。好きな事を粛々と。

耐死仕様

オリジナル・サウンドトラック デス・プルーフ in グラインドハウス
デス・プルーフ in グラインドハウス観て来ました。
予告からやたらセクシーなチアガールコスをしてて気になってたメアリー・エリザベス・ウィンステッド…つーか彼女ってダイ・ハード4.0のルーシー・マクレーンじゃん!?前に感想でも同じこと語ったけどやっぱりこの子ツボかもしれない…!(挨拶)


久しぶりの純正なタランティーノ監督作品。今度はB級カーアクション?カーチェイス映画…という部類にはいるのかな?派手なCGや豪快な爆破シーンがあるわけでもない、一昔前のスタントマンが活躍するカーアクション映画って感じ。わざとフィルムのザラザラ感を出したり、シーン切り替えのつなぎ部分を荒っぽく作っていたりして、そういう細かい『遊びの演出』がタランティーノらしいというか何と言うか。


感想はちょっとネタバレになりそうなので折り折り。






序盤はタランティーノお得意のお喋りシーンが続く。今回は主人公が女の子達だけあって会話が女の子視野が中心。自分にはチョット難しかったかも?
一瞬、あれ?今回の映画…大丈夫かなって心配もあったけどラストの10分で全て吹っ飛ばしてくれた!!もうこのカーチェイスが面白いこと面白いこと!序盤、女の子達が襲われている時はハラハラドキドキしつつ、一転仕返しが始まるとそのイケイケな爽快感が溢れてくる!アクションも別にそんな凝った作りではないんだけど何ともいえない高揚感が!序盤のダラダラ感が一気に吹っ飛ぶクライマックスでした。
特に話が深いってワケでもないから気軽に観れる親近感がタランティーノ作品の魅力のひとつなのかもしれませんね。相変わらず『もう一度観てみたい』ってリピーターな気持ちにさせてくれる映画は早々ないですよ。場面場面の細かい遊びも一回じゃ気づかない内容が多く、噛めば噛むほど新しい味に出会えそう。着メロにエル・ドライバーのテーマ(勝手に命名)が流れた時は爆笑でした。


あと毎回思うんだけど、今回の劇中BGMもやっぱり最高にイカしてます。特にスタッフロール中に流れた曲とかかな?どことなくクラシックなんだけど、それが逆に新しいというか。このセンスはマジ感激しちゃいます。


ちなみに今回グラインドハウスという形でロバート・ロドリゲス監督と2本立てになるわけなんだけど、やっぱり右足吹っ飛んだローズ・マッゴーワンが次の『プラネット・テラー in グラインドハウス』につながるのかな?それとも役者は同じで全く別キャラ?うぅ!プラネット・テラーを観る楽しみがまたひとつ増えた。