Mr.＆Mrs.スミス

やっとこさ観て来ましたスミス夫妻。
前に予告編を観た時、それなりの匂いは感じていて、観よう観ようとは思っていたんだけど伸び伸びになってました。けど先日久しぶりにトゥームレイダーを観てたらやたらアンジェリーナ・ジョリーが恋しくなってしまいそのまま映画館に特攻。ブラピも好きだし珍しく『役者期待だけの映画鑑賞』
というわけで感想はコチラ↓（ネタバレ注意）

…いや…きっかけは確かに『役者期待だけの映画鑑賞』と言いましたが、結果本当に役者だけの映画という感想になってしまうとは…。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの共演！というだけで中身（脚本）は薄っぺらな映画でした。役者のカッコ良さってのは存分に発揮されているんだけど、そのいかんせん中途半端なアクションの連続と淡白なラストシーン。2時間観てて最後にスタッフロール出た瞬間『あれ？これで終わり？』って印象。
ようするにどこがクライマックスなのか解らなかったって事です。
殺し屋同士の夫婦…という発想は面白いと思うんですけどね…挿入歌もオシャレな曲が頻繁に使われてて良かったと思います。けど何か勿体無い感じのする作品に…。演出とかしっかり作られても根本的な脚本が後世に記憶される程では無かった感じです。

新年早々酷評で失礼。でもまさに役者のネームバリューに頼りきった映画の代名詞。制作費のほとんどが出演料だったんじゃないだろうか？これがもし主役の２人が無名の役者を起用したら…と想定してもらえれば自分の言いたい事が解ると思うんですが。
一概に脚本バッシングはしたくないのですが、個人感想とすれば『自分にはこの脚本に面白みは感じなかった』って事で。似たような映画で比べるとトゥルーライズの方が面白いと思いますヨ。
というわけで評価は★★☆☆☆☆☆（2点）

ちなみに今期待している春映画はVフォー・ヴェンデッタかな。
http://wwws.warnerbros.co.jp/vforvendetta/
かなりイイ匂いがします。