イエテンの平家生活

アニメみたりゲームしたりしながらガンプラ作ってみたり。好きな事を粛々と。

無くては成らない存在

自分は音ゲーという媒体において大雑把に分類すると『曲』『譜面』『ムービー(キャラ)』という3本の柱がお互い支えあってその魅力を放出していると考えてます。
ゲームなんだから『譜面』と『曲』が一番重要ではあるのだけど、決して曲が良ければ…譜面が良ければOK…って気はしない。ムービーやそのキャラクター等の視覚効果があってこそ、その曲に対するイメージ等が広がっていくものだと思う。IIDXが全部が全部、ギタドラのMALL用汎用ムービーみたいになってタイトルだけで選ぶようになったらどうなるか?ポプにキャラクターがいなくなってジャンル名だけで選ぶようになったらどうなるか?そのような状況で人間どれだけその曲に魅力を感じるイメージができるだろうか。


視覚効果ってのは本当強くて安易にその曲のイメージをつけてくれる効果。同じようなトランス曲でもユーロ曲でもムービー内容が汎用と専用ってだけで不思議と人気にも動きがみえてくる。良くも悪くもその曲に対して何らかのイメージがついている方が印象(記憶)にも残り易いわけだし、記憶に残らないとその曲が好きとか嫌いとか良いとか悪いとかそういう判断すらできないからね、特徴あるボーカル曲や憶え易いタイトル、有名なアーティスト名とかを使用していると印象に残るパターンもあるけどそんなのは極一部。


まぁ楽曲者を詳しく知らない人もいるし、ポプのキャラも知らない人もいる、ネット環境必須と言われる音ゲーでもネット環境無しで遊ぶ人もいる、全部が全部だとは思わないけど多少なりとも影響はあるはず。自分にとってこの三本柱はどれもこれも大切な柱。どれが一番優れてるとかそういう差は無い。皆が皆無くては成らない大事な存在だ。


余談だけど前にオンリー主催やった際のアンケートで『別音ゲーに移植してほしい曲は?』という質問にLOVE SHINEがIIDXの曲と思っている人が多かった。別にその事に対してツッコミをいれようとは思わないけど、ムービーのインパクトからこの現象が起きたと自分は感じた。もし汎用ムービーならイメージもまた変わっただろうね。


今回IIDXで復活したI can fly,I've got reason、ジャンル名はEXTREME GRANGEでムービーもこれといって特別な映像が流れるわけじゃなくて人に説明する時、本当苦労した。難易度6にしては鬼とか譜面の特徴いっても曲自体思い出していない人間には無理。実際歌ってみせても歌詞はタイトルを言うだけだしいまいち解ってもらえない。楽曲者の高見さんの名前だしてもピンときてくれず他の担当曲を言うにもSmall cloneとかDreamin' Sun…。そこで『Dreamin' Sunってさ、あの…GYO三人娘が海に行って水着になったりするあの…』ってムービーの説明をしてやっと解ってもらえた(結果として高見さんの他曲を伝えられただけで本題のI can fly,I've got reasonの解決にはなっていないけど(汗)
こういう意味でもムービーやキャラって大事だなって思った。