イエテンの平家生活

アニメみたりゲームしたりしながらガンプラ作ってみたり。好きな事を粛々と。

11月5日に

V for Vendetta都合上1週間遅れでしたが本日観て来ましたVフォー・ヴェンデッタ
名探偵コナンが絶賛上映中だからだろうか、夜だというのに子供が賑わう映画館。姉も同日コナンを観に行くとか言っていたので、この中に混じってたら一発で解るかな?と思いきや意外にも大きなお姉さんが多くて驚き。恐るべしコナン。


というわけでこの先はネタバレ感想って事で。

架空の近未来、ファシズム化したイギリスが舞台という背景にかなり惹かれましたが実際そこまで非道い描写ではなかったです。年齢制限ついていたみたいだけどキツイといえば収容所シーンぐらいかな?もう少し圧政っぷりを出してほしかったなと思った。
主人公Vがテロリストという位置上『目には目を』で暴力・破壊・復讐が重視されているので善悪の基準が難しく厳しいテーマではあると思うけど(ラストシーンのその先が暴動・混沌という形でしか想像できないので少々怖い)Vの饒舌っぷりや少しづつ紐解かれていくサスペンス的展開など一本の映画としては面白かったと思う。途中エプロン装備で朝ごはんを作るVの姿(仮面はそのまま)が滑稽で可愛かった。IIDXの孔雀もあんな感じなのかな?
ただやっぱりウォシャウスキー兄弟が脚本しているってだけあって、台詞の言い回しが難しい部分も。後半はもうついていくのに精一杯だったよ…。もう一度観てしっかり言葉の真意を理解したい。
ちなみにラストでVが大量に現れたあのシーン…マトリックスで大量増殖したエージェント・スミスにかかってるんだろうか?最後の最後まで素顔が出なかったVにヒューゴ・ウィービングが抜擢されたのはそういう意味だったのか?(笑