Assault X
北斗の拳後にもTRICK、M:i:IIIとか観に行ってたんだけど感想書く時間なくてグタグタしてましたが久しぶりに映画感想。行ってきましたX-MEN ファイナル・ディシジョン。
続編モノ映画で今回でついに3でFINAL。1から5年近く経つのにメンバー変えず頑張ってる今時珍しい長寿映画。
もともとX-MEN(つーかMARVEL)はカプコン格ゲーとTVアニメからはいったファンの一人なんだけど、1〜3まで全部原作知らなくても楽しめる映画だと思う。原作とかけ離れて過ぎてる部分(マグニートーの風貌等)もあってツッコミたい部分は多いけど、映画版は映画版で『ならでは』のかっこいい描写もあったりして自分の価値感ではコレはまた一つのアリな世界だと評価しています。
というわけで3の感想。ネタバレ注意。チョット今回は辛口なので要注意。
アクション映画のクオリティとしては十二分に高いと思うんです。ですが、完結編3としてどうも無理矢理終わらせようとしている感が。
- ウルヴァリン
- 何か丸くなりましたね。もっと凶暴性強い根無し草かと思ってたんだけど話の展開上、彼まで勝手な行動とらせると収拾つかないからだと思うけど…。ストームにダメ出しくらうシーンあったけど2までの彼なら『何を今更?』って受け流してそう。
- ジーン・グレイ
- アイスマン&ローグ
- キティ
- ビースト
- ストーム
- 役者人気もあるせいかドンドン出番が増えてますね彼女。いつの間にかプロフェッサーの後継者的存在に(あの発言はプロフェッサーの勢いで言ったとしか思えないが)個人的には2で出たナイト・クロウラーとのカップルシーンが好きだったのでチョット期待してたけど3では登場せず。残念。
- プロフェッサーX
- ぶふぇ!死んじゃったよ!!そうなの!でもあの脳死患者から聞こえてきた声は魂の転生?あそこでの教授をしっかり聞いていなかったからどういうフラグだったか忘れてしまったけど、やっぱチャールズは生きててくれないと!!学園滅ぶよ!
- マグニートー
- パイロのチャールズ暗殺に対しての怒りの言葉や、車に残った人間少女に対する優しさ、完全なる悪としてではなく思想の違いから本編では悪という位置付けになってしまっただけあってやっぱイイです彼。原作のあのマッチョな姿は無いけれど、逆に知的な紳士な空気が漂ってイイ具合だと思う。強いて言えばミスティ−クは見捨てないであげてほしかった。ちなみにラストシーンでチェスがチラっと動いたように見えたけど能力戻ったの?
- ミスティーク
- パイロ
- 2から意味深に引っ張ったくせにほとんど見せ場なし(泣)
- エンジェル
- OPから登場させてた割にこれという見せ場なし。2のストライカー親子とは対照的に親子愛は感じたけどね。
- センチネル
- 序盤でウルヴァリンがセンチネルの頭をもぎ取るシーン観て興奮!まさか今回はついにセンチネル登場か!?とゲームファンならではのドキドキ感が。結果、戦闘シュミレーションだけの登場でしたけどね(寂)
総評。つーかもうとにかく登場キャラ死に過ぎ!人間関係の決着付け方も無理矢理過ぎる感じが。別にそこまで無理に終わらせようとしないで『彼らの戦いはまだ終わらない!』的なサイレントナイト翔みたいなジャンプ系EDで良かったと自分は思ったよ。個々キャラクター魅力高いのが多い分、こういう幕の締め方には辛く感じるファンも多いんじゃないかな…。
個人的に仮にマグニートーが力失ったとしても、同じく力を失ったミスティークと2人一緒にいるというようなシーンが欲しかったよ…。あまりにあの最後の一人チェスシーンは寂し過ぎる…。