イエテンの平家生活

アニメみたりゲームしたりしながらガンプラ作ってみたり。好きな事を粛々と。

ハチワンダイバー

ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックス)エアマスター柴田ヨクサル先生の新作。まさかヤングジャンプで連載始まっていたとは露知らず、友達に教えてもらえるまで1ミリも気付きませんでした。
というわけで早速購入。ストーリーは格闘マンガではなく『真剣師』と呼ばれる賭け将棋の話。将棋バトル漫画です。

勝手なイメージなんだけどヤンジャンの漫画は毎週必ず濡れ場(エロシーン)を描かなければいけない法則があると思ってた。コミックス表紙もみるくさんだし、やっぱりそういう展開になるのかな〜と覚悟していたんだけど、そんな濡れ場なんぞ、全然ないいたって硬派な漫画でした。

エアマスターもそうなんだけど、パンチラが胸揉みがあってもエロさを全く感じない。男女の差別関係なく『感情剥き出しに戦う人間のカッコ良さ』が魅力だったんですよね。今回のハチワンも同様です。思っていた以上に面白かった。将棋自体もそこまで詳しくはないんだけど穴熊で負けるとか、2分以内の早打ち勝負とか、他の囲碁将棋マンガでは見られない新鮮さがあった。メイドの真剣師というギャップさも新鮮。


そして一番に思うのがアニマルからヤンジャンに移った後もヨクサル節は健在で安心しました。熱血というのか純粋というのか、一見その不格好な姿も力強さがその域を180度通り越してかっこよくみえてしまう。アクの強い画風だがその独特の比喩表現や言い回し方がちょうどよい味付けされて心地良いんですよ。


余談だけど主人公のハチワンダイバー(菅田健太郎)がエアマスターの時田君に見えてきた。