バトル系多し？

原稿中で遅くなりましたが今夏スタートした深夜アニメ感想。今月から千葉テレビが観れなくなってしまい東京MXテレビ一択な生活なので、逃すと辛い環境になりましたが『それでも観なきゃ！』と思えるほど今夏はイイ匂いがするアニメが多いです。

• 恋姫無双

意外にクオリティ高くて驚きでした。張飛の頭につけてる猫(虎？)の髪飾りとか、張飛本人の表情に合わせて顔付き変わったりして結構凝ってます。ぴたテンの美紗さん思い出した（懐！）
一応三国志がモデルな歴史パロディだけどそこまで実録歴史に沿う事もなくオリジナル要素も強いので、あまり史実と重ねずに観ても楽しく観れる仕様で良いです。時折ディフォルメサイズになるけどこれもまた巧い演出のひとつかな？戦乱だけにもっと戦々しい生々しさを想像してましたが、ギャグまぢりで肩に力いれず軽いノリで観れるのはアリかも。
しかし主人公(？)のこの関羽ですら、役人から美女認定されないなんて…（汗）この先どれだけ美女が待ち受けているんだ？でもしかしその割には趙雲に犯されたり、張飛に受だと言われたり、EDで曹操にもみくちゃにされたりと関羽総受な空気が強いですね。まぁ自分的には全然アリですが！このままの流れだとマジでこの関羽にハマりそうだ。

• 一騎当千Great Guardians

何気に観るのは今回初だったりします。
さすが三期だけあって殆ど説明ないし、三国志の武将転生を強調するので史実が相応に詳しくないとわかりづらいのかも。自分は横光三国志と光栄のSLG三国志II〜IIIぐらいしかやった事なく基本的なメンバーしか知らない人間なので、呉の国の武将名はピンとこなくて厳しい（汗）
でもこれ別に全員女の子ってわけじゃないようですね。ちゃんと男もそれ相応な立場（四天王？）にいました。楽進とかチャドっぽくてイイ感じかなと思う。
んでもって恋姫同様にこちらの関羽も受けっぽい（笑）あ、いや正確に言うとこれはヘタレ攻なのかな？ 本人の妄想癖が強くて、本命相手（劉備？）が気づいてない天然キャラだから、食事（本意はデート）とか何とかこぢつけようとするんだけど、周りの張飛や孔明とかも無意識にお邪魔しちゃったりして、関羽からにらまれたりする（それでも誰も気づかない） こういう一方的に喜怒哀楽激しいヘタレ攻って好きだな。観てて面白いです。
ちなみに格闘シーンはやたら煙が多くて観づらい仕様になっててチョット勿体無いです。たぶん洋服破けてはだけてしまってるから自粛放送なんだろうでしょうけど。本気はDVDを待て！という事でしょうか。
でも先に語ったとおりギャグのテンポは面白いのでこれもこれで観て行こうと思います。アッシュ口調な孫堅も可愛いと思いますよ。

• ゼロの使い魔〜三美姫の輪舞〜

前回の2期で投げっぱなしだった事件や謎も全て継承した、完全続編仕様な今回の第3期。登場するキャラクターも同じだし、2期途中から観始めた自分にはとても見やすくて助かります。
それにしてもこのアニメ…こう言ったら何ですが、特別そこまで目新しい斬新技術使用したアニメってわけでもないんだけど、何ともいえない透明感…っていうのかな？観ていて『凄く綺麗なアニメだな〜』って感じるんですよ。線が綺麗だから？背景が気合入ってるから？単純に絵が好みだから？何だかよくわからないんだけど凄い綺麗なイメージがあるアニメです。細かい部分まで抜き目のない丁寧さを感じます。
そんな中、第二話でティファニアのオッパイがルイズに揉み扱かれるシーンが黒いモヤモヤで全面覆われてて勿体無い仕様に。心なしか線も荒く見えました。こちらも一騎当千同様にDVDを待て！という事でしょうか。
前期まではアンリエッタとカトレアに注目してましたが今回のティファニアはかなりイイ味出してますね。ルイズに言われも無い説教（しかも正座）されてるし。災難系キャラは好きです。

• 鉄腕バーディー

パトレイバーや究極超人あ〜るとか、ゆうきまさみ作品は面白いので、チマチマと色々観てきましたがバーディーだけは手を出していませんでした。それが今になってアニメ化となりちょっと気になって観てみました。
アニメのクオリティはグンバツに高いと思います。戦闘シーンもガツガツ動くし、柔らかさやしなやかさを感じさせる曲線的な動きが凄く映えて見えました。
で、話的には『戦うセクシー衣装な美少女が戦うバトルアニメ』なはずなんだけど、あまりエロチックさを感じません。健康的なエロスというやつでしょうか？ゆうき作品にある社会背景的な描写も強そうだったし、これぐらいのセクシー度合いが逆に良いのかもしれない。
にしてもバーディーの声優さんのあのナメナメな口調、かなりイイ味出してますね（笑）

• セキレイ

巨乳美少女バトルアニメ。OP主題歌に『サクラ大戦』に近い空気を感じたのは自分だけでしょうか？
アニメとしては結構クオリティは高い方かと思いました。第一話で双子のウェイトレス忍者が壁蹴って飛び去るシーンとか、勢いで誤魔化さないで斜め飛びとかしたりと細かい動きをしていたなと思えました。
ストーリー的には一人の平凡な男主人公にそれを取り囲む美少女集団という王道なハーレム展開ではありますが、こういう少し強引な定番アニメも面白いかもしれませんね。
セキレイ同士の生き残りをかけたバトル…と聞くとスゴイ生々しい『死合い』を想像していたんですが、そこまで重さを感じさせず、逆に主人公でもある結のその明るさから、戦闘ひとつもギャグまじりになったりして観やすいかな？とも思えて比較的好きな部類にはいる内容です。
ちなみにそんな主人公の女の子「結」はサムスピのいろはみたいで結構好みなんですが、その羞恥心の無さが…チョット…チョットね。To LOVEるのララも同じ理由で羞恥心の無さが逆に萎えてしまったタイプなので（笑）

そんなわけで今夏クールのアニメ、何かと美少女バトルものが多い気がしました。しかも大半が打撃、斬撃という直接攻撃が主流なモノばかりで『動きの激しいアニメ』に。自分はバトルものでも格闘メインとした動きが活発になるモノが好きなので、もしかすると今夏は結構当たりクールかも？