真・恋姫第七・八席感想
そんな袁術が表紙の5巻でしたが、アニメ版もついに袁術編に突入!先週分とまとめて感想です。ネタバレ注意。
ついに袁術編突入!そんな第七席は陳宮と呂布の出会いのお話がメイン。恒例のパロディネタは陳宮の飼う犬(張々)がセントバーナードだったせいかフランダースの犬を中心とした世界名作劇場関連が豊富でした。操り人形の芝居は母を訪ねて三千里…でしたっけ?煙突掃除夫もどっかで観た事あるんだけど…。あと原作にあった『ちんきゅーきっく』が『ちんきゅー飛び膝蹴り』に変更されていたのはプロレス技の『真空とび膝蹴り』にかけたんでしょうかね?作中では膝蹴りになっていなかったけど(笑
そんな七話は今までと違って真キャラの陳宮をかなり全面に出した作りでファンには嬉しい回。ただ呂布はともかくとして華雄や賈駆、董卓と他の西涼メンバーの出番は殆ど無し。董卓なんか台詞すら無ぇし!(董卓役のいのくちさんの都合上、仕方ないんだけれど)
それにしても先日恋姫同人話で『ほのぼの』が好きと語りましたが今話はまさにそれでした。
呂布が家に帰ると行って主君である董卓の屋敷に陳宮を連れて帰るシーンがあったけど、あそこで呂布が言った言葉ってまさに『国』=『家』で『仲間』=『家族』とそういう風にとれました。ただの主従関係ではなくファミリーのようなほのぼの空気を醸し出してくれてとても温かくなれた回でした。
第八席『袁術、化け物を退治させんとするのこと』
袁術編後編。袁術&張勲登場!原作同様この性格は健在です!おもいっきり憎まれ役なんだけどその憎まれっぷりが魅力なんですよね。
本編についてですが、
まさに典型的世直し話って感じでとってもしっかりまとまった脚本。前回の第七席で呂布や孔明が『この街は元気がない』と言った前や、孔明がお土産に買った湯呑をその後、袁術の『はてなの茶碗』で活用したりと、七席〜八席と二話構成で作られた脚本だなと感じさせてくれました。おかげで間延びするシーンも無く話もいつもより長く感じてしまうような濃厚な回でした。
まぁその分、主役キャラ中心に話を運ばざるおえないので真キャラの袁術、張勲の出番が少なく感じてしまったのは我慢しよう。まぁ得意技のお漏らしは健在でしたし(笑
ちなみに第八席のパロディは落語『茶金』と次回予告の張勲の『ころん』ですかね?(ヤッターマンのオモッチャマですよね?)お化けに扮した4人の姿も何かしら元ネタありそうだけど自分はわかりませんでした…。