イエテンの平家生活

アニメみたりゲームしたりしながらガンプラ作ってみたり。好きな事を粛々と。

サッカー・パンチ

エンジェル ウォーズ オフィシャルガイド (ShoPro Books)
エンジェル ウォーズ観てきました。
はじめて予告映像見た時、何だかとってもカッコ良くてチョット引っかかっていたんです。つーか戦う女の子ってだけでもアリなのに、『金髪ツインテール』『ヘソ出しセーラー服』『ニーソな絶対領域』『日本刀と拳銃装備』と想像できる限りのヲタ属性を抱き合わせたような主人公のナリにおどろいたのだけど、その方向狙っているのかなと思ったら一部そんな感じでした。
よく利用しているシネコンはもちろん、どこ調べても日本語翻訳版しか上映予定がない。人気洋画なら両方用意するのはわかるのだけど字幕版が無く日本語翻訳版しかないってケースはあまりきかない。
色々調べてみたらどうやらソフィアという声優ユニットグループがベイビードール率いる主人公の女の子5人組のうち4人の声を担当しているようで。現に入場時、先着10万名様限定という『スフィア着ボイスシート』をもらった。まぁ別に吹替版でも別に良いのだけど、専門用語とか出てくる場合、声より文字の方が理解しやすいからその辺が発生してきたら難儀だな。

で。感想ですが…(ネタバレ注意










うぅ…う〜ん。まぁ悪くはなかったと思う。最初の古寺での巨人侍とのバトルシーンとかスゲー迫力あったし、ドイツ軍のロボット兵やドラゴン狩りとかもガッツリ見応えありました。映像派のザック・スナイダーらしい巧い見せ方だと思った。
ただ肝心のシナリオがね…。ベイビードールのダンスシーンをSFシーンという形での描写はうまいと思ったけど、その娼館まで空想だとするとだ、どれが空想で妄想で現実とリンクしていたんだろうか?ロケット、ブロンディ、アンバーはやっぱり病院内で死んだの?殺されたの?
無理に一番最初に張った伏線の『精神病院オチ』にせずにそのまま娼館での出来事にしておけばまだ収まり良かった気がしちゃいます。シナリオを110分に詰め込み過ぎでいきなり展開が多く感じたけどこれって原作無しの映画オリジナル作品なんですよね?だったらもう少し何とかできなかったのだろうか。
あ。でもラストのバス運転手のオチは見事だと思った。ずっとヒロイン任せだったのに最後だけボスは救ってくれたんですね。ハッピーエンドには程遠い作品だったけど最後の最後のバス停シーンはちょっぴり救われました。