イエテンの平家生活

アニメみたりゲームしたりしながらガンプラ作ってみたり。好きな事を粛々と。

劇場版BLEACH

BLEACHイラスト集―All Colour But The Black (ジャンプ・コミックス)入稿後の週末は何か映画三昧。観て来ました劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY。本当に犬神家の一族より先に観に行ってしまいました。そんな映画館への車で移動中、友達との会話。
友『分かってると思うけどネムは出番無いよ』
賀『あぁ、そんなの心得てるよ。チョロっとでも背景に出てさえくれれば大満足さ』
友『それと夜一さんも出番無いみたいよ』
賀『マジですか』(ポップデスコ口調で)
以下感想ネタバレ。



古くはドラゴンボールキン肉マン、今ではONE PIECENARUTO系が物語るようにBLEACHも『90分完結の駆け足シナリオ』でした。特に仲間が大勢登場するアニメはそれぞれに見せ場を作らないといけないので、さらにその時間配分が厳しくなっていく。まぁそんなのはジャンプ系映画を観るにあたって初めっから心得ている事、そんな無茶な期待はしていなかった…けど実際観てみるとそんなに気になる駆け足レベルではありませんでした。元々原作でもやたら説明口調が多い作品のくせに、90分しかタイムリミット無い割にしっかりまとまっていると感じましたよ。

  • 茜雫

映画用新キャラ。彼女はリボンしない方がカワイイ。茜雫でセンナと読むらしい。てっきり記憶集合体の彼女だから『千名』と書くのかと思ってた(笑)そんなにタイプなキャラではないけど死神変身した時や技を出そうとダッシュした時とか、残り香のように紅葉が散る演出はスゲーカッコ良かった。ストIIのさくらが技を出した時に桜の花びらが舞う演出を思い出したよ。細かいツッコミ無しのビジュアル重視な演出は好き。

  • ダークワン

厳龍率いる映画用悪役キャラ。勧善懲悪なストーリーが故、悪党共に思想的な背景は薄く、これといって印象に残るシーンは無かった。けどリャンの武器は面白かった。NARUTOカンクロウもそうだがカラクリ系の武器は楽しい。

死神連中で一番出番がやたら多く感じたのは日番谷。デキレースですね。気のせいかアニメーションもスゴク綺麗。鉄橋の下からいきなり現れたのには意表つかれた意味も込で面白かった。普通上だろ。

本命死神の一人。かなり美味しい登場の仕方してくれた。てっきり剣八本人が鬼道砲の弾になって飛んできたのかと思ったよ。彼だけで充分世界崩壊していってる気がしたド派手な登場シーン。

兄様はやっぱり一番美味しいところで登場。台詞も最小限。原作ではほとんど登場しない彼だがアニメ版は回を増すごとにシスコンぶりに拍車がかかる。今回ばかりは命令違反逃れられないと思うが。

彼女が命令違反犯してまで戦闘参加した理由がわからない。今回戦った中で一番一護と縁が無い気がするんだが…。でも彼女は体術メインの戦闘シーン豊富なので見ていて一番楽しい。それにしてもアニメ版にしかり劇場版にしかり何故あんなエロいヒロピンな表情するんだろうか。ハマってしまうではないか。

あまり出番無し。けど袖の白雪は映像化初公開?

  • その他死神

ほとんど見せ場無し。恋次ぐらいはもう少し出てくれてもいい気がするんだけど。

  • 人間達

もっと出番無し。コンの方が露出高かった。

涅マユリ様の後、2カット出ました。満足です。

  • 夜一さん

本当にいなかった。カケラすら無かった。


ちなみに安田大サーカス森下千里が特別出演したみたいだけど、あまり必要無かったような…。他のアニメみたいにメインキャラの声優をやったりしての特別出演ならまだ面白かったかもね。つーか団長の顔がリアル過ぎてチョット引く。