優しい忘却

水曜日、友人と『涼宮ハルヒの消失』を観てきました。
全国24館しか上映しないというのもあり、上映開始から1週間経っていないのでかなりの混雑っぷりですが3時間前に席予約もできましたのでストレス無く観る事ができました。

で、本編の感想ですが…面白かったです。絵もさすが劇場版というだけあって凄く綺麗です。背景のキャラまで細かく生生しく動くから酔ってしまいそうなぐらいに（笑）しかし3時間弱の長い映画にこれといってアクションの連続ってわけでもない基本日常生活を描く作品としてダラダラした空気が流れるかな〜とある程度覚悟していたのですが、フツーに見入ってしまい、終わった後に『え？もうこんな時間？』と時間の経過を忘れるぐらいでした。
感想かくと本編ネタバレになってしまうのであまり多くは語れないけど、とても胸の中がキュンキュンする、そんな感じの映画でした。基本アクションとかホラーとか好きな人間なので『ラブストーリー』的な映画は殆ど観ないんだけど、今回この映画はそういうジャンルに属する映画なのかもしれない。
ドキドキハラハラ、鳥肌ゾクゾクな感情は今まで色々味わってきたけどこうして胸がキュンキュンする感情は本当初めてでした。

涼宮シリーズはTVで放映したものしか観た事がなく『消失』は勿論、原作でもあるノベルは一切読んだ事のない人間なので先が全くわからない分、一挙手一投足全てに驚きながら観れた貴重な時間。そんな時間を過ごすからには最高のクオリティで観たいと思って、THX環境の市川コルトンで観たわけですが…後ろの人間の寝息が…（汗）
特にいびきかいてるわけじゃないんだけど、寝息って一定のリズムで永遠と続くので一度気になってしまうとずっと気になってしまうんですよね。クライマックスシーン後の時間からだからそれまで大きな支障は無かったけど…チョット悔しかった…。さすがのTHXも寝息まではどうしようもないですもんね。とりあえず来月にでももう一度観てこようと思います。

余談ですが一緒に行った友人から『劇場版なのは』と『劇場版Fate』を薦められました（笑）エヴァやマクロスF劇場版のようにアニメシリーズの総集編だから今からハマるのはもってこいの映画だというけれど…え？何？ハマれって事？