スカイフォール

［注目映画紹介］「007 スカイフォール」スパイアクションだけでない人間の絆が描かれた深い物語 | エンタメ | マイナビニュース

本日007 スカイフォール公開日。
007シリーズ50周年記念という事でかなりハードル高くなっている今回の007でしたが、はい。結構面白かったと思います。過去2作放映されたダニエル・クレイグ作品の中では一番好きかもしれない。

で。ネタバレ注意。

カジノロワイヤルあたりからテーマになっているのは【原点回帰】だったけど今回は【世代交代】が一つのテーマなのかも？
ボンドも引退なのか？秘密兵器もアンティーク？スパイも昔の産物なのか？ストーリーもさることながら、3作目にしてついに登場したＱは大学生のような若造で、そして次回作の期待を彷彿させるマネーペニー、そして新Ｍ。まさに【世代交代】なのかも。
だがしかしやっぱりそこは007。そんな空気の中、ババンとアストンマーチンが出てきちゃって007のテーマが流れてもう鳥肌！終いには隠し機銃で撃ちまくったりしちゃうあたりやっぱりこれでこそスパイ映画007。

そして今回50周年作品として一番感じた事。

今作のボンドガールって絶対Ｍだよね！！ナオミ？ベレニス？全然活躍してないじゃん！絶対これはＭでしょ？
Ｍ役のジュディ・デンチ。ちょうど自分が物心ついて観始めたピアース・ブロスナン時代からのＭ役の人だったので、全作品の中でも一番思い入れ深いＭ役だったのでラストシーンはちょっと感極まってしまいました。いやもうマジ17年間もの間本当お疲れ様でした。

余談ですが今回は英国のチャーチル時代に作られた地下シェルター、長崎の軍艦島っぽいとこ、そしてスコットランドの廃屋洋館等々、廃墟アートと呼ばれそうなシーンが目立った作品だったなと。この辺もちょっと【世代交代】なテーマにそっているのかな？