イエテンの平家生活

アニメみたりゲームしたりしながらガンプラ作ってみたり。好きな事を粛々と。

恋離飛翼

劇場版マクロスF サヨナラノツバサ netabare album the end of”triangle”
劇場版マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜観てきました。
事前に販売していたピンキーナースなシェリルとか一体どんなシチュでこんな状態に!?って思ったらライブ演出の一つだったんですね。前回の白黒うさぎといい、宣伝塔となるイラストは恐ろしいぐらい本編とは一切関係ないのですね。

率直な感想としては、はい、面白かったです。TV版とは違うED、つーか劇場版一作目の続きなのでストーリーそのものが変わって「if」的なマクロスFとしてTV版もよかったけど劇場版の方も面白いお話でした。
ライブシーンに戦闘シーン、スピード感あるめまぐるしく激しい演出に、一度観ただけじゃ全部観きれない内容。アルカトラズでの慰問ライブシーンで熱気バサラマクロス7ネタらしき部分もあって、まだまだほじくれば色々ネタが詰まっているんじゃないかと思えてくる。劇場の大スクリーン、大音量で観るからこそ迫力あっていいのですが、改めてBDやDVDで自宅でじっくり観てみたいと思わせてくれますね。




で。ここからはネタバレ注意な感想。


後半あまりにめぐるめく展開でギャラクシーが暗躍したかと思いきや、フロンティア(三島)に横取りされたり再度またギャラクシーにハメられたりとか、もう何が何だか。オズマやシェリルを救ったのは半壊グレイスよね?彼女はギャラクシーとは一緒に行動しなかったの?切り捨てられたのか自分の意志でシェリルについたのか?TV版でラスボス存在だったけど、ギャラクシー首脳達がと意識集合体だったのが劇場版では彼らは彼らで単体でボディを持ってしまったから切り替えが難しくて。中途半端にTV版の設定が頭に残っていると混乱しちゃいますね。

そして一番の引っ掛かりは、三角関係の決着。個人的にコレは決着つけないでほしかった気分。
一人は眠り、一人は消え、最後の一人は物理的にも△的にもハブかれてしまい現実世界にただ一人残された待ち人。ちょっと悲し過ぎないかその結末。臓器移植的に二人一緒になるフラグがたっていたからモリガンリリス的な扱いになると思ったんだけどね。
トライアングルは三つの点があってこそ生まれるわけでそれが一つつながってしまうと△にはならないんですよね。三角関係物語で全員が幸せになる結末は不可能だけど、ムリに結末つけなくてもよかったんじゃないかな〜って思ってしまうのは自分だけだろうか。

つーか面むかって告白した方が負けるなんて報われなさ過ぎるよ…。サヨナラノツバサのサヨナラは文字通りの『恋離』、失恋って意味だったのかな。

でもまぁミハエルが生きててくれたのは嬉しかったかな。



キャシーの見せ場全くもって無かったのは残念で仕方ないがな!!!!!(本命は彼女なんで