極道の花嫁レビュー
先月購入した「極道の花嫁」やっと全キャラクリアです。
人によってプレイスタイルは違うからよくわからないのだけど、自分の場合こういったフルボイスのサウンドノベルはセリフスキップしない主義なので1キャラ分のシナリオ見るのに17時間ほどかかってしまいました。でもまぁ恋姫と違ってヒロイン以外の男キャラも全キャラフルボイスだったのでそれこそ『アニメ』を観ている感覚で楽しめたから全然飽きませんでしたよ。
というわけで感想なんだけど…
- 極道版サクラ大戦?
- 極道バトル?
- ゲーム性?
- こういうサウンドノベル的なゲームをどう感想していいかわからないので、?い摘んで説明すると本編中、選択肢は数回現れる程度で、中盤の選択1回でヒロインはほぼ確定。後半は決まった各ヒロインごとのルートに突入…といった感じ。なのでバッドエンドもハーレムエンドもなし。5人のヒロインのうち必ず誰かしらと結ばれる展開。
- Hシーン
- 総評
- ドジっこばかりの押しかけ女房的ヒロインにやんやか振り回される主人公、そしてときより現れるシリアス展開、そしてバトル。フツーに面白かったと思う。サブキャラもみんな個性あってイイ感じだったし(やっぱりボイスがあるとサブキャラの重みも全然違う)ただ上記の書いたとおり誰かしら結ばれるグッドED…ということは他の4人が花嫁として諦める素振りが強くなってしまうので、主人公を取り合うドタバタコメディが好きな自分としては『ノーマルエンド』という意味でのハーレムエンドが欲しかった気も。
- あとじゃっかんテキストがわかりづらい部分が多くみれた。仲間がさらわれて単身乗り込んだ時とかカジノバトルでのシーンとか。せめてもう少しイラストを動かしたり文字だけでなく絵で伝えるようにしてくれれば良かったかなと。
続いてヒロイン別の感想(ルート感想含)ネタバレ豊富なので注意!!!
- ◆羽二重朝緋
- ◆極堂院朱鷺子
- ◆フランチェスカ・カルディナーレ
- もう一人のメインヒロイン。クールな女性と思いきや意外に不器用な天然キャラ。声や仕草も可愛くてイイ意味で裏切られた(笑)シナリオは、分家(イタリアンマフィア、蘇芳院組)の反乱で朝緋ルートとは全然異なるルート。ルキアーノの想い等、裏切りの理由もわかって一番『理』にかなったストーリーでした。ただこの場合、アナスタシアは影のみで戦わないので次回に続く!といった展開で正確には完結はしていないんだろうけど。
- ◆蘇芳院更紗
- ◆アメリア・カメリア
そんなワケでシナリオは大きくわけて3つ。杏(アナスタシア)とのバトルメインの朝緋、朱鷺子ルート。ルキアーノ、竜二とのバトルメインのフラン、更紗ルート。そしてパロディ満載ギャグルートなアメリアルート。このアメリアルートが何というかかなり凄い。
主人公の父親『ジョンソン』という名前、もじゃもじゃ頭、葉巻、マッチョ体型にチビTと元ネタはコブラかなと思ったけど…
マジでコブラだった…!!
父親ジョンソンは元・宇宙海賊。主人公たちは亀号にのって月面基地へ乗り込んで地球侵略を企むクリスタル少年を倒しに…!って、これがオマケシナリオではなくアメリアルートとして丸々一本パロディギャグシナリオを当ててきやがった…!(メインシナリオのせいか結構長い)
もともとコブラファンな自分としては面白過ぎて全然アリでOKなんだけどさ…でも本当に良かったのかなこれ?仮にアメリア目当てでゲーム買った人はこのシナリオをメインと呼ばないといけないワケだよね…?それはちょっと厳しくないかな?